パレスチナ情勢昨今201510

先般現地で発生した事件「イスラエル人家族に銃撃、夫婦死亡 子供負傷 パレスチナ人の犯行か」
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についてプログラム参加者から現地の様子についてを伝えるメールをいただきました。弊社スタッフから現地の留学生に「この事件、現地の方は問題無いですか?」との様子伺いに対する回答として頂いたものです。[返信内容は編集せずそのまま掲載します。]
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事件に関しては当日の事件発生数時間後には、すでに友人から情報が入り存じ上げておりました。
この事件以降も東エルサレムやラマッラー近郊などを中心に、西岸中で現在もパレスチナ人のデモ隊などとイスラエル軍の衝突が頻発しております。基本的には夜間に市郊外での衝突が多いイメージです。
また現在ナブルスに通じる幹線道路上のチェックポイントでは取り調べが非常に厳しいらしく、日曜日の段階で教授や学生などでナブルス市外に住んでいた人などが市内に戻れなくなっているという状況も発生していたようです。
また大学側からは、西岸内の諸都市間を結ぶ幹線道路上で入植者によるパレスチナ人(パレスチナナンバーの車)に対する投石などの暴力が発生しているため、状況が落ち着くまでナーブルス市外に出るのは控えるようにとの通達がありました。A地区*のナーブルス市内は基本的には平時と変わりないというのが実感ですが、道路が一部遮断されていることによる影響が商店などに影響しているという報道を見かけることがありましたので、現在の状況の全体的な影響に関しては現地にいても掴めきれていないのが現状です。
全体的な傾向としては徐々に悪化していっているのが現状かと思われます。最近一部メディアでは「第3次インティファーダ」などといった煽り立てるような見出しも躍っています。
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ひとまず現地の方では、平静を保っているようです。またナブルス市外に居住している弊社現地スタッフも問題なく、ナブルスとの行き来が出来ているとのことです。
*原文中に「A地区」という記述がありますが、参照元Wikipediaさんの記述を参照下さい。

2010年現在、ヨルダン川西岸地区は統治者によって、3分されている。

  1. A地区…パレスチナ自治政府が行政権、警察権共に実権を握る地区。2000年現在で面積の17.2%[2][3]
  2. B地区…パレスチナ自治政府が行政権、イスラエル軍が警察権の実権を握る地区(警察権は、パレスチナ自治政府と共同の地区も含む)。2000年現在で面積の23.8%
  3. C地区…イスラエル軍が行政権、軍事権共に実権を握る地区。2000年現在で面積の59%

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