カテゴリー別アーカイブ: 留学生投稿:コウイチ君

留学生のラマダン中の体験談

ナブルス滞在中のアキラさん、タカシ君からラマダン中に体験した大学の先生「Dr.Raed」のお宅にイフタールに招かれた際の様子が、その画像とともに送られてきました。

以下アキラさんからのメールをほぼ原文で紹介します。

Drラーイド宅でのイフタール料理です。

イフタールはDrラーイドの奥様がほぼすべてつくっていました。お母様もいたのですが、奥様の担当のようです。子ども3人いて修士課程を履修中の博識の奥様で頭が下がります。日本人留学生のこともそのアラビア語力など含めずいぶんよく知っていました。

いろいろと話も盛り上がり、子どもたちとの交流や日本のアニメを見ていたりと楽しい夕べを過ごしました。
 



では、これから梅雨明けで暑さが厳しくなる時期ですが、お体お気をつけください。こちらは昼間はやはり暑いですが、夜と朝は過ごし易いです。

写真:子どもたちに折り紙を教えるタカシ君(手本は折り鶴)

パレスチナ留学2か月目の報告

パレスチナ生活2か月を過ぎたプログラム参加者のコウイチ君からの投稿です。概ね原文のまま掲載させていただきます。
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こんにちは、ご無沙汰しております、留学中のコウイチです。
下宿先のネット環境が芳しくなく、ようやくの投稿となります。

留学開始から2ヶ月ほど経ちました。イェルサレムへ訪れて以来、週末にナーブルスが出る機会が増えましたので、それらの報告も兼ねてナーブルスよりお伝えします。

9月中頃には、結婚式に招待を受け、ナーブルスの西に位置するトゥールカレムという街を訪れました。ナーブルスより訪問者に慣れていない土地でしたので、私のような日本人は大変目立ちました。結婚式では新郎が招待客や親族を率いて、馬に乗って屋外宴会場まで向かいます。後列は女性が、左右は男性が手拍子や囃子を行いながらゆっくりと移動します。前方には爆音のスピーカーが積まれた軽トラが徐行して、歌手のおじさん達が即興の祝い唄を歌い、その場を盛り上げていました。宴会は男性陣が屋外で、女性陣は屋内で行います。野外宴会場ではコンサートのような舞台が組まれ、歌手の男性がこれまた爆音のスピーカーを使って熱唱していました。

その1週間後、現在パレスチナ行政の中枢となっているラマッラーという都市を訪れました。日本の代表部もラマッラーに置かれています。故アラファト議長の廟があり、またパレスチナ各都市へと向かうハブでもあるため、私が街をぶらぶらと歩いている間も旅行者を数組見かけました。しかし東アジアの旅行者は少ないのか、私のような日本人は大変目立ちました。話しかけてくる人も少ないため、歩きやすい街と言えますが、それほど見るところはないように思います。大きい本屋が近くにあったので、また寄ることもあるかと思われます。

さらに2週間後、ナーブルスの北にある町、ジェニンを訪れました。北部を代表する町ですが、ナーブルスに比べても遥かに小規模で、のんびりとした雰囲気でした。中心街は1時間ほど彷徨っていれば大方楽しめるコンパクトな作りでした。ナーブルスよりも観光客に慣れておらず、私のような日本人は大変目立ちました。カメラを購入した直後に歩き回ったので、浮かれて写真をたくさん撮りました。カメラをぶら下げて歩いていると、「俺を撮ってくれ」と少年のみならずおじさんまで声をかけてくれます。ナーブルスからジェニンはセルヴィスで15NIS。道中イスラエルの管理する地区に進入することもないので気持ちよく移動できます。

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先日はナーブルスのゲリジム山の頂に住むサマリア人達の居住区に向かいました。良きサマリア人、グッドサマリタンとして有名で、現在も独自の典礼言語を持つ人々です。先日はサマリア人たちのイードということもあって、住人たちは自宅のリビングルームの天井に果物を彩り豊かに吊るしていました。今度訪れたときは、遺跡や博物館をじっくりと見て回ろうと思っています。

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来週には再びイェルサレムへ行こうかと計画しています。

ナーブルスでの生活は、インターネットを除いては大方問題なく行えています。料理のバリエーションも多少増えて、じゃがいもを用いた炒め物やペペロンチーノを作れるようになりました。インターネットは問題が頻発していますが、その度にナジャーハ大学に通う大家の息子さんに助けてもらっています。

現地の治安については、下宿先周辺に関しては、一度も不安を感じたことはありません。特に問題ないかと思います。時々、面倒な若者が物珍しげに絡んできますが、何かを盗られる恐れがあるようなケースはありません。

大学での授業について、若干スピードアップしながらも特に変わりなく進んでいます。アーンミーヤに四苦八苦しておりますが、なんとか付いていけていると思います(付いていけていると思い込んでいるだけかもしれませんが)。予習や復習、課題などをこなしていると、1日2コマの授業でも自宅での学習量は多いと思います。今週はテストの1週間で、会話文法、講読、方言の3つに関する考査が隔日で実施されました。

以上です。まだまだ書き足りないのですが、煩雑になるといけないのでこのくらいで筆を置きます。

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アラビア語の学習の合間を見つけて周辺都市の視察など、なかなか充実した留学生活の様子がうかがえます。
安全と健康に留意され、留学生活をお過ごしください。(中東Linkスタッフ一同)

3週間目のナブルス

9月からのプログラム参加者のコウイチ君から、ナブルス滞在3週間目の近況報告が届きました。
盛りだくさんの内容でしたのでArabic Councilスタッフのの方で少し編集させていただき投稿致します。

8/23に日本を出発して3週間が経ちました。ナブルスでの生活の感触や現地の様子について僕が感じたところを纏めてみました。
まずは生活面ですが、今のところ大きな問題はありません。ただインターネットの接続が芳しくないようで、一度大家さんに対処してもらうことがありました。水回りも特に問題はありません。
シャワーの水圧は弱いですが、穴を塞げばもとに戻るように思います。
食事に関しては同居している先輩留学生のヤスヒロ君がしっかりしているお陰でたいへん助かっております。私もなんとかモロヘイヤスープを作れるようになりました。これからラインナップを増やしていく予定です。
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(モロヘイヤスープはイメージ画像です)

体調面では滞在の疲れが爆発したのか熱が上がってしまった時期があり、授業も2限は受けないで早退する日が一日ありました。現在は咳と鼻水が残る程度で快方に向かっています。現地スタッフのナビールさんにも逐一連絡を頂いて安心感もありました。

学校のクラス分けはヤスヒロ君、ヒロミさんと同じ中級クラスに所属しています。他のクラスメイトとしては、プレイスメントテストの時に一人だけカメラ目線だったスペイン人のエドゥアルドさんと、途中から参加しているフランス人のミシェルさん、そしてパレスチナ人とドミニカ人ハーフの女性の計6人で受講しています。
授業の難易度は「先生の話している内容は簡単、でも何言ってるか分からないことが多い」と表現するのが良いのでしょうか、リスニング力不足が浮き彫りになってます。ただ講読や文法に関しては既習部分が多く、今のところ困難はありません。慣れていない発信型の授業形態はとても疲れるので、今くらいの難易度が良いのかなとも感じています(コミュニケーションがそもそも得意ではない私にとってこの形式の授業は中々の試練です)

このような発信型の授業を自宅でどのように復習するべきかについては模索中ですが、今のところは日本での復習と同じ方法で行っています。

現地の事情については、正直まだ外出をするのが億劫で、学校と家の往復に終止しているため、ニュースで報道されている域を出るものは特にお伝えできません。巡礼明けイード(イードルアドハー)の間にイェルサレムに行こうと思案していますが、これを皮切りに色んなところを歩けるようになればと期待しています。

ひとまず、このような調子でナブルス滞在3週間目を暮らしております。現地スタッフのナビールさんやヤスヒロ君・ホナミさん・ヒロミさんには助けてもらっています。何かありましたらまたお知らせいたします。
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(写真は大学の遠足でヘブロン・ベツレヘムに行った際のもの)